こんにちは。プロラボです。
今回は、
[jin-iconbox15]プログラミングを独学で始めようと思うんだけど、1年間でどのくらい習得できる?1年間独学する価値はある?できれば現役のシステムエンジニアに聞いてみたい。[/jin-iconbox15]こんな疑問を解決します!
この記事を書いている僕は、現役でシステムエンジニアをやっています。
現在31歳。毎日定時で帰って年収600万くらいです。びっくりするほど高収入なわけではないですが、それなりにストレスのない生活をしています。
システムエンジニアって良いですよ。
まず結論ですが、
[jin-iconbox03]ぶっちゃけプログラミング独学に1年間も費やすのは時間の無駄です。さっさと現場に出た方が良い。[/jin-iconbox03]趣味程度なら全然OKですが、プログラミングで稼ぎたいと思っているならすぐにでも現場に出るべきです。
というわけで上記の結論を掘り下げていこうと思います。
それでは早速以下の目次から行ってみましょう!
目次
独学から就職までの1年間でやること
まずは独学1年間でやるべきことを箇条書きしてみます。
費用はだいたい「1,000円/月」前後だと思います。
- Progateで学ぶ:1ヶ月
- ドットインストールで学ぶ:1ヶ月
- Paizaで応用学習:4ヶ月
- アプリケーションの自作:2ヶ月
- 転職活動:1〜2ヶ月
それぞれスタイルがあるかなと思いますが、僕ならこんな感じで進むかなと思います。
1年間独学をしても、現場で役に立つとは限らない
ここで核心をつきますが、1年間独学を頑張ってもそのスキルが現場で役に立つとは限らないです。
独学で勉強するといってもその方法は、
- 本で学ぶ
- サイトで学ぶ
- アプリケーションを自作してみる
の3通りに分かれる・もしくは全部試す感じだと思います。
①と②で学べることというのは、どんなに深掘りしても《基礎》なんですよね。本やサイトの中では「基礎の章」と「応用の章」で別れているかなと思いますが、現場レベルで見たら全部《基礎》です。
現場は全て《基礎》の《応用》です。
現場での《応用》を学ぶには現場で経験を積む以外の選択肢はないです。
③はまだ現場に近いですが、他に教えてくれる人がいないので《応用》の方法が間違っているかもしれません。
もし《応用》すべき方向を間違えてしまうと最悪。
一度間違えて身についてしまったものは、0から覚えるよりも直すのが大変です。
1年間の独学はスクールの2ヶ月と同じです
1年間の独学はスクールの2ヶ月と同じです。
実際のスキルレベルとしてもスクールに通った方が圧倒的に成長は早いですが、そもそも企業から見たら独学1年間も、スクール2ヶ月も同じ《未経験》だからです。
フリーランスでも就職でも、何でも同じですがあなたと企業の最初の出会いは書面です。
フリーランスの案件サイトや転職サイトに登録しているのなら、プロフィール画面。それ以外は履歴書とかですね。
ここで企業があなたのレベルを評価するのは《経験》です。
そして《経験》にカウントされるのは現場での経験です。
悲しいことに1年間独学を頑張って素晴らしいポートフォリオと作ったとしても、それを見てもらえる可能性は、現場で1年経験した人よりも圧倒的に低いです。
企業側に立って考えてみたら、応募してくる人がゴマンといるのにわざわざ一人一人スキルチェックなんかしないですよね。日が暮れます。
だったらまずは応募者の経験値を見てから、どんなものが作れるのかを確認するかなと思います。
独学1年後と現場1年後では成長レベルの差がかなり激しい
上記で説明してきた通りですが、独学の1年間と現場での1年間では成長レベルにかなりの差があります。
就職して現場に出ると「やらなければならない環境」なので、必死になりますよね。
モチベーション云々の前に必死でやっていれば、いつの間にかスキルが身についていきます。
さらに現場ならあなたを導いてくれる先輩が必ずいます。
上記の理由から、どんなに独学1年で勉強しても、現場で1年間頑張っている人には叶わないかなと思います。
ただし現場でものらりくらりと適当にやっている人は別です。そういう人は今後AIに食い殺されていくでしょうね。
どんなルートでも努力大事です。
現場に出る最短の方法
現場に出る最短の方法は以下の4通り。
- 転職サイトを使う
- 転職エージェントを使う
- プログラミングスクールに通う
- アルバイトをしてみる
もしプログラミング経験があったり、既にある程度独学をして自信がある人は①、②を選べばOKかなと思います。
どちらか選ぶなら②が圧倒的におすすめです。
転職エージェントとは、転職のプロがあなたの転職活動をサポートするサービスで、今伸びている市場の一つです。
数多くの転職エージェントがありますが、どんな転職エージェントでも基本的には無料で利用できます。「転職できたから料金発生!」なんてこともあり得ません。
何がおすすめって、第三者があなたの転職に関与してくれる点です。
実際僕も転職エージェントを利用して転職に成功させましたが、圧倒的に心強いし、得られるメリットが心強すぎます。
転職エージェントのメリットについて詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
自信がなければプログラミングスクールが良いです
プログラミング未経験、もしくは自信がない人はプログラミングスクールに通ってみることをお勧めします。
上記でも説明した通り、独学と比べてしまうと成長スピードが圧倒的に違います。
最近はカリキュラムを終えると転職活動までサポートしてくれるスクールも多くあるので、そちらを利用するのもアリです。
おすすめプログラミングスクールについては以下にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
アルバイトもあり!
完全未経験だときついですが、独学で基礎が身についていて、コミュニケーション能力にも自信がある人は、アルバイトとして現場に挑戦するのもかなりありだと思います。
アルバイトなら就職と比べ、圧倒的に敷居が低く責任も少ないです。
にもかかわらず得られる経験値は就職とほぼ変わらないです。アルバイト先には必ず「超仕事のできるエンジニア」がいるので、その人のスキルを盗みましょう。
1日の仕事の仕方や使ってるツールなど、何から何まで盗んでおくと良いです。
また短期間でいろんな種類の現場を経験できるのも大きなメリットですね。
デメリットを挙げるとしたら、給料が低いことと安定しないことですね。
ただしアルバイトでも立派な経験ですので、稼ぎながらアルバイトとして現場の経験を積めば、1年後には高単価な仕事につくこともかなり現実的だと思います。
まとめ
というわけで今回は「プログラミング独学に1年間を費やすのは無駄。現場にでよう【現役SEが語る】」について解説しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今回は以上です。