2020年に小学校でのプログラミングが必須化され、子供のプログラミング教育について調べることが多くなったでしょう。
「プログラミング教育は”創造力”が身につく!」
と、目にしたことはありませんか?
でも創造力が身につくと子供に一体どんなメリットがあるのでしょうか?
というわけで今回はプログラミング教育と”創造力”について解説していきます!
創造力って?
創造力とは《自分で方法を考えて、新しい何かを作り出す能力》のこと。
現在、生活必需品になっているモノは誰かの創造力によって作り出されたモノなんですよね。
つまり創造力とは《新しい価値を生み出す能力》と言い換えることできます。
AI技術などの発展により様々なことが自動化されており、様々な職業がロボットで代替可能になると言われています。
創造力はAIやロボットでは代替できない能力であり、これからの時代には特に必要とされる能力と言えるでしょう。
プログラミングは発想を形にできる
そんな創造力を育むことに向いているのがプログラミングです。
なぜならプログラミングはパソコンさえあれば、発想を形にすることができるからです。
材料を調達したりする必要はありません。
プログラミング必須化などの流れもあり、プログラミングを学ぶこと自体が《目的》と捉えている人が増えていますよね。
しかしプログラミングは《目的》ではなく《手段》です。
美容師さんのハサミに例えてみましょう。
美容師さんはハサミを使うことを《目的》にしているわけではありませんよね。美容師さんのハサミは、お客さんの髪を切ってオシャレにすることを《目的》とした《手段》です。
プログラミングも全く同じ。ロボット、スマホアプリ、スマート家電、Webサイトなどを作り出すための《手段》なんです。
《手段》を覚えれば、どんな発想でも形できることがプログラミングだと言えるでしょう。
モノの仕組みを考えるようになる
これは僕の経験則ですが、プログラミングを覚えて創造力が伸びてくると、モノの仕組みを考えるようになります。
例えば手元で使っている家電やスマホ、アプリなどなど。
《手段》を覚えると、うっすらですが仕組みがわかるようになるんです。
数年前に流行った睡眠をグラフ化するアプリが出た頃は、「どうやってやってるんだろう?枕の下に忍ばせるということは加速度センサかな?」といった具合で、アプリの便利さよりも仕組みに興味が湧いていました。
つまりモノの仕組みに興味を持つと、それは新しい創造のヒントになるんです。
ヒントがたくさん増えれば、その組み合わせによって誰も思いつかなかった新しい価値を生み出せるようになるかもしれません。
創造力は無限に可能性を広げる
パソコン1つで可能性を無限に広げてくれる時代となりました。
YouTuberを目指したり、AIを研究したり、Webデザイナーになってオシャレなサイトを設計したり、車のシステムやスマート家電を開発したりと選択肢は思っている以上に広がります。
その全てに必要とされる力が創造力なんです。
小さい頃からパソコンに親しんでおくことで、創造力を育む土台ができると言えるでしょう。
まとめ
今回はプログラミングと創造力について、また創造力を伸ばすメリットについて解説してきました。
- 創造力とは新しい価値を生む能力
- プログラミングでどんな発想も形にできる
- モノの仕組みを考えるようになり、吸収する
- 将来の選択肢が広がる
お気づきの人もいるかと思いますが、創造力を育むことにデメリットはありません。
かつてビル・ゲイツは「Windows」を創造し、全世界にパソコンが普及しました。
スティーブ・ジョブズが創造した「iPhone(スマートフォン)」を、一人一台持っている時代が来るとは、誰も予想していなかったでしょう。
マーク・ザッカーバーグが「FaceBook(SNS)」を開発し、今やSNSは日常と切り離せないツールとなっています。
全ては誰かの創造力から始まっているんです。