「相手に伝わる」文章を書こう!
今回は、
相手に伝わり、最後まで読まれる文章テクニック
をご紹介します。
具体的には文章構成方法のひとつPREP法を用いることで、誰でも簡単に「相手に伝わる」文章を作ることができます。
この記事を読み終わる頃には、
文章を書くスキルがワンランクUPし、すぐにでも記事に活かしたくなります。
さらに記事の最後にはPREP法以外の構成方法もご紹介しているので、ぜひぜひ最後までご覧ください。
目次
PREP法とは
PREP法とはビジネス文書や、ブログ記事の構成でもよく使われる文章構成方法のひとつ。
簡潔で説得力が強く、伝えたいことが「相手に伝わる」文章テクニックです。
PREP法は、以下4つの頭文字をとった順番で構成して行きます。
- P = Point:要点・結論
- R = Reason:理由
- E = Example:事例・証拠
- P = Point:要点・結論
まずは結論、つまりゴールから示すことで聞き手が迷子にならず、内容が理解しやすいのが特徴です。
マラソンでも最初に「10キロ走って」と伝えられれば走りきることができますが、何キロ走るのかわからないままだとほとんどの人が途中で走ることをやめちゃいます。(『HUNTER X HUNTER』でそんな試験がありましたよね!)
文章も同じで、要点のわからない文章は最後まで読む気になれないんです。
まずは簡単にPREP法を使った場合と、そうでない場合をご覧ください。
PREP法を使わない場合
最初にPREP法を使わない文章をご覧ください。
先日はせっかくの休みなのに何もやることがなく、暇な1日を過ごしていました。
そういえば友人が「最近動画配信サービスを始めてみたんだけど、すげー良いよ!」といっていたのを思い出し、あまりにも暇だったので僕も動画配信サービスを試してみたんです。
登録するのは1分くらいでできたし、選び切れないほどの映画が配信されていて、結局3本も映画を見てしまいした。
もし僕と同じように暇な休日を過ごしていたら「動画配信サービス」がとってもおすすめですよ!
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いかがでしょうか。
「動画配信サービスがおすすめ」というテーマで文章を作ってみましたが、要点がまるで掴めず、かなり読みづらい文章かなと思います。
PREP法を使った場合
続いて同じ文章をPREP法を使って書いてみましょう。
【Point:要点・結論】
暇つぶしをお探しなら「動画配信サービス」がとってもおすすめです。
【Reason:理由】
なぜなら「動画配信サービス」は2万以上の作品が全て見放題で配信しており、リモコン操作ひとつで全ての動画を再生できます。
映画やドラマ、アニメ。ドキュメンタリーや最近ではアーティストのLIVE映像なども配信しているのでみたい動画が必ず見つかります。
【Example:事例・証拠】
実際僕も、友人にお勧めされて登録してみたんですが、ある休日では3本も映画を見てしまいました。
【Point:要点・結論】
というわけで「動画配信サービス」で暇つぶしをしてみてはいかがでしょうか?
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PREP法の3つのメリット
PREP法には以下のようなメリットがあります。
- 初心者でもブログ記事を書き出しやすい
- 無駄な部分を省ける
- 伝えたいことが相手の記憶に残りやすい
一つずつ詳しく説明して行きますね。
メリットを解説した後、実際にPREP法を使った例文をご紹介いたします。
初心者でもブログ記事を書き出しやすい
PREP法は、文章構成があらかじめ決まっているのでブログ記事が書きやすいです。
コツは4つの構成をそのまま「見出し2」に対応させてみてください。
これを一番最初にやることで、記事の全体像が自分でも把握でき、話がずれてしまうようなことはありません。
無駄な部分を省ける
PREP法は結論から最初に伝えるので、無駄な時間を省くことができます。
特にブログ記事の場合、読者がまず探すのは「要点」からです。最初の数行で「求める情報がない」「そもそも興味が湧かない」場合、すぐに離脱してしまいます。
とりわけGoogle検索などでサイトに流入してきた読者は、検索したキーワードが冒頭にない場合、すぐに離脱して、別の記事を探してしまうでしょう。
伝えたいことが相手の記憶に残りやすい
PREP法は結論から始まり、結論でしめるので、伝えたいことが聞き手の記憶に残りやすいメリットがあります。
単純に2度提示されるので、記憶に残りやすいですし、PREP法には初頭効果と呼ばれる心理効果が働いており、心理学的に記憶に残りやすい文章構成なのです。
初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報にも影響を及ぼす効果を指します。
「第一印象が大切」といった心理はここからきています。
例えば、何かの大会でもトップバッターは印象に残りやすいですよね。『M-1』でも最初の芸人は記憶に残りやすいです。
PREP法にも同じことが言えるといって良いでしょう。
PREP法をライティングに活かしてみる
では実際にPREP法を使って例文を作ってみましょう。
例1:プログラミングの勉強について
【Point:要点】
今の時代、プログラミングを勉強しておくべきです。
【Reason:理由】
なぜなら、新型コロナウイルスの影響で、倒産した企業が700件を超え、今後もその数は拡大していく見込みです。倒産まで至らなくても、業績の悪化から年収が減ってしまう可能性は大きいかなと思います。
しかしdoda調べによると、IT系の企業は、コロナ禍の11月でも有効求人4.0倍以上で、転職しやすい状況が続いています。
【Example:具体例】
実際、プログラミングスクールのテックキャンプでは、コロナ禍においても99%の転職成功率を誇っています。
さらに他校では、未経験からIT業界し、1年で年収が250万から520万と2倍以上までアップさせた事例もあります。
【Point:要点】
というわけで、今の時代を生き抜くためにプログラミングの勉強は必要です。
例2:ブログで稼ぎたいなら続けよう!
【Point:要点】
ブログで稼ぐには、根気よく続けることが重要です。
【Reason:理由】
なぜなら、ブログがGoogleに評価されるには時間がかかってしまい、最低でも3ヶ月〜6ヶ月くらいはいくら記事を書いても検索結果に現れません。
しかし継続することで少しづつ検索流入が増えてきます。
【Example:具体例】
実際に僕も最初の3ヶ月はGoogle検索からの流入はほぼゼロでした。
しかし諦めず続けることで、今では月間5万PVほどのブログに成長させることができ、月に5万ほどブログから収入を得ています。
【Point:要点】
というわけで、ブログで稼ぎたいなら根気よく続けてください。
例3:暇つぶしをお探しなら・・・。
【Point:要点】
自宅にいて、暇つぶしをお探しなら「動画配信サービス」がおすすめです。
【Reason:理由】
動画配信サービスでは映画やドラマ、アニメなどの動画が大量に配信されており、どのタイトルも見放題。
レンタルショップのようにお店に借りにいく手間などは一切なく、リモコン操作ひとつで好きな動画を視聴することができます。
【Example:具体例】
実際、動画配信サービスの「U-NEXT」は220,000作品以上の動画が配信しており、国内最多の動画配信数を誇っています。
僕もU-NEXTを2年以上愛用しており、使わない日は1日たりともありません。
【Point:要点】
というわけで、暇つぶしをお探しなら「動画配信サービス」がおすすめ。
無料体験もできるのでぜひ一度、お試しください。
まとめ
というわけで、「読まれる文章の作り方」として、相手に伝わる文章テクニック【PREP法】をご紹介いたしました。
既にお気づきの方も多いかなと思いますが、今回の記事は【PREP法】に基づいて構成しています。
- P = Point:「PREP法とは?」
- R = Reason:「PREP法の3つのメリット」
- E = Example:「PREP法をライティングに活かしてみる」
- P = Point:「まとめ」
PREP法の伝わりやすさがよくお分かり頂けたと思います。
是非この後記事を書く際は、PREP法を試してみてください。
以下の文章テクニックもチェックしてみてくださいね!
10倍売れる文章の作り方1|「人の行動を促す」文章テクニック【ゴールデンサークル理論】
今回は以下のKindle本を参考にさせていただいております。
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